前回以下の記事でイラン株の魅力を説明してきました。
→ 2021年からイラン株への投資が特に熱い理由を詳しく解説!アメリカでバイデン政権誕生が追い風!
その中で現在日本にいながらイラン株に直接並びにADRという手法を用いても、投資することが出来ないということを申し上げました。
ADRとは米国以外発行の株式を米国の預託銀行が取得し、その預かり証券を米国株式市場へ上場されている証券です。今回はそんなイラン株式に投資する方法について説明させて頂きます。
Contents
イラン株に投資する投資信託やETFは存在するのか?
個別株を取引きできないとしても投資信託やETFといった指数に投資する方法は存在します。
例えばインドは外国人への株式投資を規制しています。インド株式指数であるSENSEX指数に連動するETFは日本で購入することは出来ます。
そもそもETFって何?
と思われた方もいると思いますので簡単に説明します。ETFはExchange Trade Fundの略で日本語では株価指数連動型上場投信といわれるものあです。
通常の株式と同様にリアルタイムで変動する指数の市場価格を取引することが出来る証券です。投資信託は一日に一回しか取引できませんが、ETFは取引時間中いつでも時価で取引することが出来ます。
つまり投資信託は例えば前日の終値が20,000円で、本日の高値が22,000円で最終的な終値が21,000円だとします。投資信託は21,000円で明日しか取引できません。
しかし、ETFでは22,000円の瞬間に普通の株式と同様に売買を行うことが出来ます。
最近は日経平均や米国の株式指数であるダウ平均株価や原油のWTI価格に連動したETFなど多種多様なETFが存在しています。最近は日経平均の二倍の変動率を目指すようなETFも出てきています。
また投資信託よりも手数料が低いという特徴があります。ETFと投資信託、通常株式の違いについてはまた詳しく書きますので、本日はここまでにします。
投資信託やETFを用いてイランの株式指数に取引する方法は模索しましたが、日本でイラン株の投資信託やETFも存在しておりませんでした。
イラン株に投資するのは現地の証券会社に口座を開設しなければなりません。中々そこまでする証券会社はないのでしょう。
また仮に存在しても投資信託やETFを用いてイラン株に投資することはお薦めしません。
投資信託やETFがイラン株投資に不適合な理由
例えイラン株に投資できる投資信託やETFが存在したとしても三つの理由で取引することをおすすめしません。
全員が投資出来る
イラン株に投資できるETFや投資信託が存在するということは、誰でもイラン株にアクセスできる環境が整っていることを意味します。
このような状況になれば他の新興国と同列な魅力に落ちてしまうと考えています。
他の人たちに先駆けてイラン株を購入することにより先行者利益として大きな利益を取得することが出来るのです。寧ろETFや投資信託が存在していないこと自体が魅力となっているのです。
ブログ内でも各国の株式投資の魅力について分析しております。
しかし、魅力的な成長力を持っているイランやフィリピンといった国でも投資信託やETFが存在する国の株式市場のPERは既に20倍近くになっています。割安度からして魅力的なレベルにありません。
連動乖離率の高さ
私自身も以前、インドやWTIのETFを購入したことがありますが全く連動しなかったという経験があります。
日経平均やダウ平均であれば連動率が高いのかもしれません。
しかし、流動性が高くない新興国株式指数や商品市場になると、組み換えコストが高いためか指数の上下に対するETFや投資信託の連動率が低くなります。
私の経験ですが原油連動型のETFを2015年WTIが28ドルの底値の時に1000円のETFを購入しました。
その後WTIが50ドルまで上昇しました。為替水準は一定だった為、単純に計算すると1800円近辺まで上昇するはずでしたが1350円近辺までした上昇しませんでした。
証券会社に問い合わせましたが、満足のいく回答は得られず、それ以降ETFを取引することは差し控えるようにしました。
指数にしか投資できない
ETFや投資信託は結局のところ指数にしか投資できません。
前回記載した通りイラン株には制裁の影響と直接投資できる外国投資家が1000人未満と少数となっています。時価総額が高い企業でもPERが4倍~7倍と圧倒的に割安な株が転がっています。
このような株式を詳しく分析することにより投資することができれば、大きなリターンを期待することが出来ます。指数への投資では、このような優良銘柄に集中投資することが出来ません。
イラン株式市場参入のベストな手法ーフロンティア・キャピタルー
そもそもイラン株への投資信託もETFも見当たらないのですが、仮にあったとしてもイラン株式市場へ投資するには適さないことをお伝えしてきました。
いよいよ本題となりますが、イラン株にベストな方法で投資する方法はシンプル明快です。イラン個別株に直接投資することができる946人の僅かな投資家に乗っかることです。
この946名は非常に先見の明がある投資家達で、超富裕層や、中東の銀行、欧米のヘッジファンドが中心であると思われます。
今後制裁の影響が緩和されるにつれて外国人投資家がどんどんと参加していき、資金が流入していきます。イランに先行投資することによって先行者利益を得ようとしている人達です。
そんな中、日本でもごく一部の先見性のあるファンドではいち早くイラン株への投資許可取得に向けて動いており、既に投資許可を取得しているファンドも存在しており、管理人も資金を投下しております。
そのファンドの名前がフロンティア・キャピタルです。
フロンティア・キャピタルではイラン株の醍醐味でもあるバリュー株投資を専門としています。先進国株式市場で安定して年平均10%以上の利回りを上げ続けている実績あるファンドです。
成熟した市場で、バリュー株投資で成功しているファンドからすれば、イラン株式市場で割安株を発掘することは非常に容易なことでしょう。
しかもフロンティア・キャピタルのファンドマネージャーは東大卒の外資系金融出身の正に一流の経歴を踏んでいます。
今までの実績もありますので非常に信頼のおける人物であることも、日本からイラン株式市場に参入する為の最良の選択であると考える理由の一つでもあります。
自らイランに行き、イランの証券会社で口座を開く必要もなく、爆騰する可能性のある個別株への投資が可能なファンドに興味のある方は以下ランキングのトップとしているファンドから問い合わせてみて直接話を聞いてみるのが良いでしょう。
